質問に答えるコーナーを設けました
相談の中で一番多い質問
「やる気が起きません。どうすればいいですか」
この質問は本当に多い。そして、気持ちが分かる。深刻な問題なだけに即改善しなくてはいけない。
自分もこの問題に何度もぶつかった。自分が上手くいった解決策を紹介したいと思う
常に勉強をしていると、嫌になる
こればかりは、人間だから仕方がないと思う。
だが、もう少しで、電験の申込期間に入る。
ゴールデンウィークを過ぎると、否が応でも戦いの日々が始まる。
【申込期間】
5月27日(月) ~ 6月12日(水)
※電験1種~3種まで共通。試験日は違う。
一年に一回の試験ということもあり、プレッシャーも大きいし、勉強に疲れてしまう方は多い。
「やる気が起きねぇ・・・」
布団の上で携帯をいじりながら、漫画を読みながら、こういった状態になることがある。
当然、この状態はマズイ。
勉強時間が「0」となる日が出てくるからだ。
今でもなお自分はこの状態になる。
(特に、気の進まない仕事を進めている時。)
やる気が出ない状態を打開するいい方法がある。
音楽を聴く方法もダメ。
筆記用具をお気に入りのものにするという方法もダメ。
勉強のご褒美にお菓子を食べてもいいといったものもダメだった。
そんな色々なことを試していく中で、上手く続けられた方法がある。
「時間帯を決めてしまう」という方法だ。
この方法で、嫌な仕事も進めることができた。
勉強する時間帯を決めることの重要性
学校、特に予備校は学生に勉強させるための工夫をしている。その工夫の中で、特に有効と言われているのが「時間帯を定める」という手法。
人間は従来から体内時計を持っており、ある程度、時間通りの行動を取る。さらに、人間は環境に適応させる特性も持つ。
予備校はこれらの人間の特性を徹底的に活用する。
そして、ストレスのない強制学習を実現する。(当然、最初の時期は苦しい)
賛否があるとは思うが、大学受験なんかだとこういった環境下でなくては勉強できなかったという方が実際に沢山いるので、自分は「有り」だと思う。
では、どのぐらいでツライ環境下になれるか。
実は2週間もあれば、大体の人間はある特定の行動を習慣化させることが可能である。
但し、自由な時間が一切ないとなると、人間は壊れる。
これは極端な例だが、とある予備校の話を紹介する。
寮生活とセットになっている予備校の話だ。
とある予備校の時間管理の話
自分がよく知っている予備校の一つだ。
時間をものすごく制限し、強制的に勉強させるスタイルの予備校で、志望校合格者数がとても高くて有名。
※この予備校に入校するためには寮生活をしなくてはならない。これが物凄く合格確率をあげる。
この予備校には、さらにどんな特徴があるかというと
まず、朝の起床時間と夜の就寝時間(消灯時間)が決められている。
6時55分起床。
23時30分消灯
さらに、予備校を休むときは連絡が必須とされる。
ここまでだと、まぁよくある予備校の寮生活かもしれない。
・門限が18時30分
1秒でも遅れたら即退寮。
これは厳しい。平日全てというのは大変である。
授業が17時近くまである中でのこの門限は厳しい。
・授業時間、自習時間は携帯の電源を「切」
携帯を触る時間がものすごい少ない環境下で過ごすことになる。食事をする時、トイレに行く時、寝る前といった数時間しか携帯を見ることができない。
・自習時間(19時から23時)を3コマに分け、コマとコマの間の休憩は10分。
これが一番キツイ。
ここまで追い込むことは、個人でなかなかできることではない。だが、確実に力がつくだろう。
・23時から今日自習で行ったことを日記に書く
日記に書き出すことで、学習した記憶を脳に定着させる成果もあるだろうが、同然チェックされる。
これらができたら、電験には合格できるだろう
上記の予備校の生徒ほどに「電験」に時間を割くことができれば、電験合格の可能性は極めて高い。
しかし、電験学習者には社会人が多いため、予備校のような時間の使い方をすることは現実的に不可能である。
ただ、この予備校の話から学ぶべきポイントはある。
それは「時間制限の部分」だ。
人間は、環境に適応できるように作られている。(息抜きもなしに全て勉強時間にといった強制に対しては、適応する前に体か精神が壊れるので無理)
そこで「早朝1時間」「寝る前に1時間」といった行動を起こす時間帯を設けてやる。
そして、それを習慣化するのだ。
さらに
・気の進まない仕事をする時間
・youtube見ながら、進める作業の時間
・音楽聞きながら、進める作業の時間
ここまで具体化させてやることで、かなり行動を起こしやすくなる。
自分は気の進まない仕事や厄介な仕事は、全て早朝の二時間にやるようにしている。そうすることで、前日の夜は好きなことをして寝ることができる。
前日の夜に好きなことをし、作業を進めているので多くのことが進捗している。清々しい気持ちを持って、気の進まない仕事や厄介な仕事に取り掛かることができるのだ。
これは電験にも応用できる。
ぜひお試しあれ。人それぞれ苦手分野があって、得意分野がある。
苦手分野を片付けるには、まとまった時間の中で、クリアな頭で取り組むことをオススメする。