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【電験完全攻略】電力科目「送電設備」の勉強の進め方(送電分野①)

超重要分野「送電設備」を勉強していく

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新年となり、多くの方が勉強をスタートしているのをtwitter等で見かけます。まだ半年以上先の試験なので、休憩中の方もいらっしゃると思います。「今から勉強した方がいいですか?」といった質問はよく受けますが、人それぞれのスタイルがあるので、「どちらでも良い」と自分は思います。

やる気がある時に勉強するのが、一番楽しいし、学習が進むからです。やる気のない状態や疲労困憊の状態では、机に座ってがっつり勉強は経験上、難しいです。軽く学んでいくことを自分はオススメしている。

それでは本題に入っていきます。 

本記事の内容

今回の記事では、「電験における送電設備の攻略方法(概要)」と「勉強の進め方」について、触れたいと思う。

送電設備の攻略方法(概要)

送電設備というのは、電験という試験の中で非常に重要な分野である。特に二次試験のある2種、1種では避けられない分野の一つである。一つ確認しておきたいことがある。

電験過去問題を10年単位で確認したことがあるだろうか。

送電設備の配点が大きいため、この分野が苦手だと電験合格が非常に厳しいことに気付く。「送電設備」を詳細に分けるとすれば、下記程度に分割できる。

・設備の構成
・設備の役割
・直流送電との違い
・表皮効果やコロナ現象等の理論
・事故の種類とその対策
・たるみ計算

現時点で、口頭で説明できれば十分すぎるだろう。電験二種合格者の方でも忘れている人も多くいるので、現時点で説明できなくても安心していい。まずは、こういった「大項目の説明ができるか」といった確認を自分の中で行うと、覚え忘れ防止できるのでオススメだ。定期的に行ってみよう。

物量が多いため、知識が全くない方は必須事項だけは少なくとも、時間のある今のうちから理解しておいた方がいい。

今後の勉強の進め方

「隙間時間に勉強していく」
僅かな休憩時間に重要な部分をサッと頭に入れる復習をして欲しい。

先日、こんな声を頂いたので紹介しておく。
「隙間時間に勉強するのに、本ブログを活用させてもらっています。」
「疲れているときに、問題集はなかなか開けないです」


自分は改めて思った。人間、「会社の休憩時間にがっつり勉強」というのはなかなかできない。しかも、それを継続できる人間ともなると、修行僧クラスでなくてはできない。

「多くの方が労働をし、疲れているのである」

せっかくの休憩時間ではゲームをしたり、本だって読みたい。しかしながら、勉強しないと不合格をくらう。

ゲーム、本といった趣味を我慢するのはストレスがたまるので、この時期は「遊ぶ前に重要項目だけ頭に入れるといった少しずつ学習を進めていく」というスタイルがいいと思う。

30分、1時間とまとまった時間がある時に問題集を開き、がっつり勉強すればよい。結局、知識が不足した状態だと、机に向かった時に悩むことになり、時間だけが過ぎて辛いことに気付く。

基礎固めは隙間時間に行っておく。これだけで今後の学習がスムーズになる。

まとめ

以上、「【電験完全攻略】勉強の進め方(電力科目「送電設備」の攻略法(概要)含む)」の記事となります。

電験という試験は、非常に勉強範囲が広いため難易度が高いです。直前に勉強しても、時間切れとなり、不合格となる方が多いことはご存じだと思います。

試験までに時間がある時に、少しずつ進めておくのが合格の近道でしょう。がっつり机に座って勉強というのは、現時点でできていなくてもいいと思います。しかし、知識だけは増やしておくことだけはやっておくことをオススメします。試験直前の勉強がとてもやりやすくなるためです。

本ブログを見て、勉強して下さっている方のためにも、分かりやすくて勉強しやすい記事を書けるように心がけていきます。

 

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